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GARAGE SAILING

梅田哲也 / ジョン・リチャーズ (Dirty Electronics) / ティム・ショー / 堀尾寛太

今冬、サウンド・アーティストのジョン・リチャーズ、ティム・ショウが来日します。2人はそれぞれ楽器や道具をDIYで製作し、UKを拠点に国際的に活躍しています。
Do a Front はもともと二人と交流がある日本のアーティスト・梅田哲也(大阪)と堀尾寛太(東京)を同時に招聘し、4人の滞在制作の成果公演として、日没のマジックアワーにガレージセールとセーリング(航海)をモチーフにしたライブイベント形式の展覧会を開催します。
場内ではアーティストたちがそれぞれの作品テーマに基づいたショップを一時的にオープンし、観客はFMラジオをつかって、アーティストたちが発信する音を受信しながら会場内を移動していきます。ショップで制作した作品はその場で購入することもできます。
国際的に活躍する4人のワールドプレミアとなる新作公演にご期待ください!

日時:
2022年12月10日(土)
15:00 開場
16:00 スタート、日没まで(17:05終演予定)

会場:
Do a Front
山口県山口市堂の前町1-9

入場無料
暖かいお飲み物の販売あり

ヘッドホンおよび、イヤホンで聞けるFMラジオをご持参ください。
お持ちでない方には会場で貸し出ししますが、数に限りがございます(滞在制作した自作ラジオを購入することもできます)。
会場は寒いので暖かくしてお越しください。

主催 Do a front
助成 文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
後援 山口現代芸術研究所(YICA)


梅田哲也

建物の構造や周囲の環境から着想を得て、その場でしか成立しえない現象としての時間を演出する。これまで美術館や博物館での展覧会のほかに、劇場のパフォーマンス公演や、普段行き慣れない場所へ観客を招待するツアー型の作品を発表。近年の個展・公演には「梅田哲也 イン 別府『O滞』」(別府、2020-2021年)、「うたの起源」(福岡市美術館、福岡、2019-2020年)、「プレイタイム」(シアターコクーン、2020年)などがある。
https://siranami.com/

ジョン・リチャーズ (Dirty Electronics)

ジョン・リチャーズは90年代から音楽や舞台芸術の分野で活動するアーティスト。過去数回にわたって来日し、勅使河原三郎やメルツバウら他のアーティストたちとのコラボレーションを行ってきた。近年は大人数による電子音楽とDIY電子工作のパフォーマンスに関心を持ち、批評的な制作に焦点をあてた「ダーティー・エレクトロニクス」という概念を探求し、ワークショップ・インスタレーションやパフォーマンス・インスタレーション、執筆活動など、さまざまな方法で即興的な実線を行っている。
https://www.dirtyelectronics.org/

ティム・ショー

音、光、コミュニケーション・メディアを扱うアーティスト。パフォーマンス、インスタレーション、サウンドウォークなどの形で作品を発表している。フィールドレコーディング、電子工作、ビデオ、モジュラーシンセシス、サウンドオブジェクト、自作ハードウェア、DIYソフトウェアなどを用いた彼の作品、録音、文章は「The Guardian」や「BBC」を中心とした数多くの国際的なメディアで紹介されている。初来日。
https://tim-shaw.net/

堀尾寛太

日用品や自作の装置を使って音や光、磁力、位置などのエネルギーと物理的な動きを結びつけ、その場で自律的に発生する現象を作るライブパフォーマンスやインスタレーション作品を発表している。また、エンジニアとして触覚と振動に基づく電子楽器やインタフェースの開発・製作を行っている。近年の活動・展覧会には、ボアダムズの∈Y∋を中心としたユニット「FINALBY( )」(2021年〜)や、「streaming heritage 2021 autumn」(名古屋市内、2021年)などがある。
https://horiokanta.com/